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幽体離脱レストラン (怪談レストラン)
   幽体離脱レストラン (怪談レストラン)

10月13日(火)から全国ネットでアニメが始まるので、記念レビュー。

【アニメ】 怪談レストラン (公式サイト)

「怪談レストラン」とは?
知らない人のために説明すると…というか、自分も知らなかったので、さっきネットで調べたのだが、Wikipediaによると、ホラーを題材とするオムニバス形式の児童文学で、シリーズは50巻、累計販売部数は700万部以上とか。

怪談レストラン(Wikipedia)

で、「幽体離脱レストラン」の感想だが、低学年向きの児童書ということもあり、文字は大きく非常に読みやすい。表題1話(3話に分割)+10話の短編は、一話一話がとても短く、アッという間に読めた。

以下はタイトル&作者と、内容のプチ紹介。


◆幽体離脱レストランができたわけ/松谷みよ子
信州の小さな湖のほとりにやってきた青年が見つけた「幽体離脱レストラン」という名のレストラン。その名の由来とは?

◆ロビーにて/松谷みよ子
レストラン店主が語る店名の由来とは、かわいそうな少女の物語だった…。

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◆ないしょのぼく/小沢清子
体脱してサッカー観戦したりスカイダイビングしたり犬に吼えられたり。

◆ママ、おどさないで/斉藤君子
亭主の転勤により、大学生の娘を一人残して引越しした主婦。
娘の心配と元の家恋しさで、夜な夜な娘の家に…。

◆こ、この顔だ!/森下真理
クルマに撥ねられた友人とぼく、ひき逃げ犯を幽体で追跡!

◆空からみた弔問客/藤かおる
船から落ちて死んだ海女さんが見る自分の葬式。

◆夢魔になやまされた男/高津美保子
毎夜、見知らぬ女に首を絞められる夢をみるルドルフは、友人と協力してその女を捕まえることに成功する。そして女は…

◆小さな虫/岡野久美子
新しいゲーム機を買ってもらった亮太は、弟に触られて壊されないか、外で遊んでいるときも気が気でない。そんなとき、亮太の鼻の穴から小さな虫が出て…

◆夢のなかでであるくたましい/吉沢和夫
江戸時代。刀を振り回す侍に追いかけられ、斬りかかられる悪夢で目覚めた伊兵衛。そのとき玄関の戸を叩く音が…。戸を叩いているのは夢で見た侍だった!

◆カゲロウになってとびだしたたましい/新倉朗子
信心深いイヴォンの親友ニコルが死んだ。ニコルの口から蜻蛉が飛び立つ。
蜻蛉はニコルの魂で、イヴォンに神の最後の審判について語り始めた。

◆ママがとんできた/桜井信夫
熱を出して寝込んだ5歳の由加里。
ママは仕事で忙しく、すぐには帰れないというが…

◆デザート 背中に手のあとが/水谷章三
ときどき部屋に浮いている夢を見るぼく。いつもはすぐに終わるのだが、この日は家を飛び出し、野を越え山を越え、制御できないままひたすら飛び続けることに。

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◆幽霊のフキ子さん/松谷みよ子
「幽体離脱レストラン」の食事に満足し、店を出る青年。
と同時に、やや時代遅れのファッションをした少女が青年のあとをつけてくる。
幽霊のフキ子さんだった。


【感想】

正直、ほとんどの話は印象に残らなかった。
印象に残ったのは、侍が追いかけてくる話とフキ子さんにちょっぴり萌えたトコくらいw

印象に残らなかった一番の理由は、やはり怖くないことか。

侍の話では、「なぜ夢で見た侍が家に…」という不条理さと、現実に家にやってきた侍に「殺されるかもしれない」という切迫した命の危険が存在した。だからホラーとしてよく出来ていたし面白かった。

でも他の話は、そういうホラー的要素がほとんどなかった。

「幽体離脱」というテーマが、何かに追われたり、襲われたりといった、よくあるホラー向きの題材でないのは理解できる。

また、低学年向きだから“激怖”にできない事情もあると思うし、怖い話だけでなく、不思議な話や、面白い話、心温まる話もラインナップに入れたいのも理解できる。

でも、結局のところ、印象に残らない(面白くない)最大の理由は、作家陣が“低学年向け”を意識しすぎて、まったく毒気の無い作品にしてしまったことだ。

いかにも親が子供に読ませたい本の典型というか、うっかり子供が飲み込んでも大丈夫な、完全除菌された無害無毒の安心安全な物語ばかりという印象だ。

人が死んだり殺されたり、誰かを恨んだり恨まれたり、醜いモノ汚いモノといったホラーに付き物のテーマは極力排除され、ワクワクする冒険物語もなければ、カッコいいヒーロー・ヒロインも登場しない。もちろんエログロ要素など微塵も無いw

物語のほとんどが、ありふれた日常をテーマにして、リアリティを重視しているから、と、いえなくもないが、だがそれを言い訳にはできないはずだ。

たとえば、私が大好きだった「地獄先生ぬ~べ~」は、ありふれた日常をテーマにしながらも、怖さと面白さを両立させていた。低学年向け(?)でありながら、笑わせて、怖がらせて、最後にホロリとさせるストーリーは秀逸で、大人が読んでも面白かった(エロもグロもあったしw)。

地獄先生ぬ~べ~(全31巻)(文庫版 全20巻) amazon

ちなみに、現在青年誌で連載中の「現代都市妖鬼考 霊媒師いずな」は「地獄先生ぬ~べ~」のスピンオフ作品だが、「ぬ~べ~」の面白さそのままに、エロ要素をパワーアップさせたオトナ向きの作品なので、もちろんこの作品も大好きだw

現代都市妖鬼考 霊媒師いずな (1~3巻) amazon

というわけで、かなり辛口のレビューとなったが、あくまで私的感想であり、また「幽体離脱レストラン」に限定した話であり(これしか読んでないし)、「怪談レストラン」シリーズの総評ではない。あれだけたくさん売れて、アニメにもなるくらいだから、他のシリーズには面白い話がたくさんあるのかもしれない。

アニメはテレビ朝日系列で、火曜日の19:30からの放送だが、この枠でアニメが放送されるのは24年半ぶりとかで、かなり気合の入った作品のようだ。

公式サイトのキャラ紹介を見ると、釣り眼の黒髪ロン毛っ娘とか、大きなお友達もかなり視野に入れたキャラデザのようだ。太眉メガネのロリっ娘などは、私の直球ド真ん中でかなりヤバいw(でも声がハヤテや染谷まこの白石涼子(男前声)というのが若干の不安材料…。じつはチェンジアップで空振り?!)

【公式サイト】 キャラクターデザイン

♂は(゚⊿゚)イラネ!

♂は「咲」の須賀京太郎みたいに空気扱いで、釣り眼とメガネのロリ百合萌え燃え展開に超期待!(ねーよw)

ホラー度 ★☆☆☆☆
無菌度 ★★★★☆
百合展開度 ☆☆☆☆☆

幽体離脱レストラン (怪談レストラン) amazon



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Comment:0 | TrackBack:0   2009/10/10
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